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今度はハリケーンが・・・

地震の次はハリケーン"Irene"(アイリーン)が接近中で、ニューヨーク州、お隣のニュージャージー州も大警戒中です。テレビは一日中特別番組。
今度はハリケーンが・・・_f0149331_11383686.jpg

(写真上:Blombergニューヨーク市長のNews Conference中継)

Ireneの通り道にどんぴしゃなニューヨークは、かなり前々から色々な準備が講じられ、広く市民にも情報が伝えられました。だから、特に被害がひどいと予想されている地域(だいたい海川沿いです)は、窓に板を打ち付けたり、土嚢を積んだり、その他の地域でも、物資買い置きなどが行われていたようです。

いまは夜の10時。これからが本番というところでしょうか。雨音もだいぶ強くなってきました。

ニューヨークではちょうど週末に上陸するため、平日のお仕事には支障がありませんでしたが、今週末両日ともに入っていたSATCツアーはキャンセルとなってしまいました。

というのも、かなり余裕を持ってIrene対策を発動したMTA(地下鉄やバスを運営する機関)は、土曜日の正午をもって全面運休することを、あらかじめ発表していたからです。これでは、行ったはいいがみんな家に帰れないっ。

暴風雨は土曜日の夜からと見られていたので、正午で全面ストップという判断には個人的に驚きましたが、万が一を考えて、また従業員のことも考慮してのことには違いありません。大雪の時はここまでではなかったから、もっと深刻な事態ということ?どうも実感が無く、、、

ただ、そうやって無理やり足を奪われてしまえば、2日間家にこもるぞ、という覚悟もできるもの。

今度はハリケーンが・・・_f0149331_11412243.jpg今度はハリケーンが・・・_f0149331_1142593.jpg







今朝は起きてすぐに近所のスーパーへ。一週間の家ごもりというわけではないので、あえて買いだめをするものも思い浮かばなかったのですが、昨日金曜日の夕方のスーパーが水は売り切れているわ長蛇の列だわと大変なことになっている、と友人から聞いていたので、様子を見がてら行ってみました。

確かに朝10時前でレジ前は相当混んでいました。スーパーにとっては追い込みのかき入れチャンスだったのか、店じまいに向かう様子というよりは、牛乳も卵もお肉もどんどん新しいのが棚に並べられいたし、ベーカリー部門でもフル稼働のように次々パンが焼きあがっていました。それだけみんな買い込んでいるということ。

危険地域として家からの強制退去を勧告された人たちは本当にお気の毒です。私は幸い家でゆっくりしていられますが、なにしろ半地下の部屋なので、どうなってしまうかはわからず…

今夜は小さいのしか無いけど懐中電灯を枕元に置いて寝ることにします。


写真:家ごもりの前に、と地元の友人とランチでタイ料理を。近所にもタイレストランがありますが、なぜか隣駅まで行ってしまいます。凝り過ぎていなくて〇。

# by mary_ny_ny | 2011-08-28 11:51 | NY生活

Manhattanでも揺れました…地震

や~さすがにどきっとしました。アメリカに住み始めて初めての地震体験。ニューヨークでは地震が起きないと勝手に思い込んでいたもので。

今日(8月23日)の午後2時ごろ、お昼休憩も終わって午後の仕事に取り掛かっていた時に、妙な揺れを感じました。まさか地震じゃないから、誰かの貧乏ゆすり?それにしては途切れないな~と思っていたら、「これ地震!?」と一人が言い始めたのを皮切りに、オフィス内みんなが「だよね~」「やっぱりー」と仕事の手を止めて少し様子を見始めました。

そんな必要も無くすぐに揺れは止まりましたが、まさかニューヨークで地震が、と半信半疑でいたら、アメリカ人のスタッフは「ごくたまにあるよ」とのこと。知りませんでした。

一瞬だったし、人の貧乏ゆすりが伝わる程度のたいしたことないものだったので、そのうち忘れてしまったくらいでした。ですが、これはこれでニューヨークの人を少なからず恐怖に陥れていた面もあったよう。
Manhattanでも揺れました…地震_f0149331_14551832.jpg

ニューヨークのローカル紙のオンラインニュースには、Manhattan内でオフィスビルから地上に避難してあふれかえる路上の様子の写真が載っています。このニュースによるとニューヨーク市庁舎や市警察本部ビルでも一時退避したとか。

震源地はニューヨーク州のわりとご近所でもあるバージニア州で、マグニチュード5.8だったそうです。震度でないとぴんとこないのですが、私の経験から感じるに震度1.5か2は無いぐらい?職場はビルの5階より上ですが、それで貧乏ゆすりが伝わった程度だから、歩いている人は気づかないレベルだと推察します。

東海岸では1944年以来の強さの地震とのこと。地震を生まれて初めて体験した人も多いわけで、別のローカルニュース局のサイトで掲載されているニュース映像では、「ビルが倒れるかと思った」とか「怖ろしかった」とコメントしている一般の人の声がありました。当然なことなのかもしれません。

前述のローカル紙にあった、「911のように職場のビルが爆破されたのかと思った」という一般の人のコメントには、はっとしました。こういう危機感は持っていないとと再認識。

ニューヨークで重大な被害は無かったそうですが、100年、200年は当たり前の築年数のビルが多いManhattanで、もう少しでも大きな揺れが来ていたら…と思うと、それこそ怖ろしいです。


※写真:Flushing Meadows Corona Park(Queens)のグローブ。2010年9月撮影

# by mary_ny_ny | 2011-08-24 14:50 | NY生活

ニューヨークでゴーヤを食べる

ニューヨークでゴーヤを食べる_f0149331_13241126.jpg実家の家庭菜園のゴーヤが実ってきている、と写真が届きました。これを見たら、がぜんゴーヤを食べたくなってしまいました。緑のカーテンって、はやっているようですね。

近所のスーパーや八百屋さんでもまず見かけないから、アメリカに来てから食べたことはありませんでした。確かにアメリカ人の好きそうな味ではないかな。中国系のスーパーでもたまにありますが、多いのは薄い緑色で外側のいがいががほとんどない瓜。

ところが必ずゴーヤをおいている店を発見しました。それはインド系のスーパー。インドではゴーヤを食べるんですね。

ニューヨークでゴーヤを食べる_f0149331_13245313.jpgということでゴーヤを求めてインド系のスーパーへ行き、たくさん買いました。この日は日本で見るような長いものはなく、15センチぐらいのゴーヤばかり。

ネットのレシピをあれこれ検索して、ゴーヤの大部分は茄子と一緒にひき肉味噌炒めにしました。ゴーヤは厚めに切って。フライパンにたっぷりできたので、小分けにして冷凍しました。今後の晩ごはん6回分!


一つ取っておいたゴーヤは、ゴーヤアイスに。ネットで見つけたのですが、バニラアイスにすりおろしたゴーヤを混ぜるだけ、これでさわやかな大人味のアイスクリームになります。見た目もうっすら緑色になって涼やか。内側の白い部分だけ残すようにしておろし金などでするといいようです。

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まだバニラアイスが残っているし、近々またゴーヤを買出しに行くつもりです。ゴーヤっておいしいな~。

# by mary_ny_ny | 2011-08-22 13:28 | NY生活

映画 『Rise of the Planet of the Apes』

映画 『Rise of the Planet of the Apes』_f0149331_1033438.jpg日本では10月公開ですね。邦題『「猿の惑星:創世記(ジェネシス)』。

アメリカでは8月5日に公開。前評判も良く、一般のReviewも"Go"または"Must Go"だったので、公開日翌日に観に行きました。

小難しい話かと思ったらストーリーというか構図はわかりやすくて、利益追求で利己主義な人間とそのために犠牲になっている動物、その動物達がついに行動に出る、というもの。

Chimpたちの顔の表情や動きが本当に精巧。集団で森を走っている姿は、まるで本物の映像を使っているのかな、と思うほど。

過去の猿の惑星シリーズはどれも見たことが無かったのですが、物語に関連はありません。そう聞いたので観に行く気になったのだけど。昔のシリーズで役者さんがかぶりものをして動いているものとは、全然違いました。(猿たちはあくまでも動物として出てくるから。)

映画内でも確かセリフにありましたが、主人公のChimp、Caesar(シーザー)の幼少期が"Curious George"(「おさるのジョージ」)みたいで、かわいい♪ 人間のほうの主人公Will役のJames Francoが少し印象が弱かったねー、というのが友人との感想です。映画の最後、WillとCaesarのシーンは感動でした。

予想外のことは起きないシンプルなお話ですが、動物ものはあまり…という人にもいい娯楽作品だと思います。

# by mary_ny_ny | 2011-08-22 10:25 | Movie, Art & Play

お給料日に思うこと

昨日はお給料日でした。

アメリカの会社は2週間ごとに金曜日に支給、という形態が多いようで、私の職場もそのサイクルです。弁護士さんの個人事務所という規模の小さい職場なので、お給料は毎回手渡し。オフィスマネージャーさんが皆のデスクをまわって封筒を渡してくれます。

もちろん現金ではなく小切手(Pay Check)。よって、自分で銀行にdepositしに行かなければなりません。小切手はdepositしてもすぐに口座で現金化されない(しばらく保留される)ので、結局その金額が引き出せる状態になるには、週末をはさんだりすると何日かかかってしまうこともあります。
お給料日に思うこと_f0149331_15312581.jpg

連邦税や州税などお給料から天引きされていますが、学生ビザのステイタスでOPTで働いている間は免除される項目もいくつかあり、日本の年金にあたる社会保障税(Social Security)もその一つ。

ところで、お給料をもらうようになって一番考えさせられたのは、悪名高いアメリカの医療保険制度でした。学校に行っている間は学生用の保険で仕方ないと思っていましたが、働く立場でもそれはたいして変わらないということ。それは、アメリカには高齢者や身体障害者以外の人には公的医療保険が無いからです。

会社員は会社が契約している民間の医療保険に入ることができます。月々の保険料を会社がどれぐらい負担してくれるかは会社やその人の雇用条件によって違い、100%の場合もあるし、お給料から天引きされる場合もあります。

私の場合、保険料の自己負担額として提示された金額が予想以上に高く、毎月支払うのがきつそうだったので職場では加入しないことにしました。仕方ないので、いったん打ち切っていた留学生用の保険に入り直し。

推測するに、一年目なので負担額が高いのだと思います。こういう内容はお給料とは別のベネフィットと呼ばれる待遇条件に関連するもので、就職先を決める上で重要視する人は多い。

医療保険の悲しいところは、歯科が対象外なこと。歯科専用の保険は別プラン用意されていて追加料金となります。あとは、眼科が入っていない、予め登録したホームドクターしか保険が適応されない、という条件も一般的。何とまぁ使いづらい仕組みになっています。

歯科も眼科も定期的に行く頻度が高い(コンタクト使用者は特に)もの。最悪だー。そのうえ月額の保険料が日本で支払っていたものより高くなると聞いたら、無理して加入する魅力ゼロでした。好きな時に好きな病院で希望の科の医療を受けられる日本の制度が、どれだけありがたいものだったかと思うばかり。
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ベネフィット(benefits package)にはあと、失業や身体障害の手当、労災手当、祝日、有給休暇、疾病休暇(sick day)、その他の休暇制度などが、会社ごとに決められた内容で含まれます。

祝日と言えば、アメリカは法定休日(Federal Holidays)が10日しかありません。私の職場はここからさらに3日対象外日があって、年間7日のみ…。会社が休日となるかはその会社によってまちまちで、宗教上の祝日が追加されて10日を超える会社もあります。

私が通っていたカレッジ(ニューヨーク市立)は、Federal holidaysに加えてユダヤ教の祝日関係は休みになっていました。ニューヨークはユダヤ教徒の人口が多いので、公立の学校だったからそうなのかもしれません。

次の祝日は9月5日(月) Labor Day。
有休もまだ無い今は、2週間ごとのお給料と祝日を楽しみに働いています~。


※写真上:毎週金曜日は弁護士先生が朝食(ベーグル&トッピング)を買ってきてくれるので、各自トーストして好きなようにのせていただきます。クリームチーズとスモークサーモン。写真下:その弁護士先生のお誕生日をスタッフでお祝いした時のもの。

# by mary_ny_ny | 2011-08-21 15:49 | NY仕事
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30代でOLを辞めて始めた海外暮らし。NYのコミカレでパラリーガルを勉強しました。いよいよ社会人復帰を目指します!


by mary_ny_ny
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